あなたはタバコを吸いますか?
タバコは、体にどのような影響があるのでしょう。
タバコを吸うと、がんや心臓病・肺機能障害・循環器障害など、様々な病気にかかりやすくなると言われます。
それでは、タバコは薄毛とは関係があるのでしょうか?
今回は、タバコと薄毛の関係を解説します。
タバコは薄毛の原因になる?
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タバコを吸うと、体にどのような影響があるかご存知ですか?
まず、あげられるのが、血行不良です。
タバコを吸うと、ニコチンや一酸化炭素の影響により心拍数が上昇したり、血管が収縮したりします。
血管が収縮すると、血液の流れが遅くなって血行不良を起こします。
血行不良は、頭皮の血流も滞るので、発毛の妨げになります。
血行不良を引き起こすタバコは、薄毛の原因のひとつと言えます。
喫煙が薄毛に影響する理由
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タバコには、ニコチンという成分が含まれています。
ニコチンを摂取すると、体の中の抹消血管が収縮します。
血管の収縮は、血行不良を引き起こします。
血行不良は頭皮にも影響し、発毛の妨げになります。
具体的にいうと、髪の毛根には毛母細胞という発毛を促す細胞があります。
この細胞が栄養を吸収して活性化することで、発毛します。
血行不良になると、この毛母細胞まで血液が届きづらくなり、血中の栄養を吸収できなくなってしまいます。
すると、毛母細胞も活性化できず、髪を作ることが出来なくなります。
喫煙は、少なからず薄毛の要因になっているのです。
喫煙を減らすための方法
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「タバコの本数を減らしたい」「できれば禁煙したい」と考えている方は、少なくないでしょう。
ですが、なかなか思うように行かないことも多いです。
喫煙を減らすためには、どのような方法があるのでしょう。
ガムや飴で代替する
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禁煙用のガムや飴は、ドラッグストアなどでも購入できます。
これを利用するのも一つの手です。
禁煙用のものは、松脂や松葉エキスが原材料となっているものが多いです。
松脂や松葉エキスには、タバコに含まれるニコチンやタールを、体から排出する働きがあります。
そのため、摂取すると、タバコが不味く感じるようになります。
この効果をうまく利用して、喫煙本数を減らすことが可能です。
上手に取り入れてみましょう。
喫煙所に行くことを避ける
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近年では、喫煙できる場所も限られています。
喫煙するには、喫煙所へ行かなければなりません。
喫煙できる場所、環境がなければ、必然的に吸う回数は減ると考えられます。
なるべく喫煙所へは行かないように心がけましょう。
タバコ以外に熱中できることを見つける
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手持ち無沙汰になると、つい、タバコを吸いたくなってしまうものです。
喫煙する暇もないほど熱中できるもの、没頭できる何かを見つけるのも良いですね。
例えば、登山やキャンプなどのアウトドアはどうでしょう。
山頂まで登って見た景色は、タバコなど忘れるくらい格別でしょう。
キャンプでも「バードウォッチングしながら散策する」「渓流を見つけて釣りを楽しむ」などがおすすめです。
急に喫煙を減らすとストレスが大きいので注意
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「タバコを減らしたい」と考えている人は少なくないでしょう。
ですが、急に本数を減らしてしまうと、思わぬストレスがかかります。
タバコが吸いたくてイライラしたり、集中力がなくなってしまったりします。
これは、ニコチン切れによる離脱症状です。
ニコチンは依存性が高いので、離脱症状がつらく禁煙できない場合が多々あります。
そこで、離脱症状があまりにつらい場合は、医療機関による禁煙治療も有効です。
医療機関による禁煙治療や禁煙補助剤は、ニコチンの離脱症状を抑える効果があります。
自力での禁煙に比べると、2~3倍の成功率が期待できます。
タバコを吸わないことでのイライラを我慢できないと思われる方は、無理をせずに医療機関を利用してみると良いでしょう。
薄毛の原因は喫煙だけではない
薄毛は、喫煙と深く関係があります。
ですが、薄毛の原因は喫煙だけではありません。
運動不足や、睡眠不足、ストレスなど色々あります。
また、AGA(男性型脱毛症)といって、男性ホルモンの関係で脱毛が促進されたりもします。
まとめ
薄毛の原因はひとつではなく、様々な要因がからみあっています。
色々ありますが、改善できそうな所から挑戦してみると良いですね。
血行不良を改善させることが、薄毛改善に繋がっていると考えられます。
「喫煙2回に1回は、禁煙飴に変えてみる」などでもよいでしょう。
難しければ無理をせず、医療機関を頼るのも大切です。
出来ることから、チャレンジしてみてくださいね。
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